REPAIR WORLD ブログ

2025/11/03

スマホ画面が割れたまま使う危険性とは?放置が招く5つのリスク

「まだ操作できるから大丈夫」――そう思っていませんか?
しかし、スマホの画面割れを放置すると、見た目以上に深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。

実際、タッチ不良や誤作動だけでなく、ケガやデータ消失など、命や大切な情報に関わる問題へ発展するケースも少なくありません。
そこで今回は、スマホの画面割れを放置する危険性と、早めに修理するべき理由を詳しく解説します。


📌 危険性①:ガラス片で指をケガするリスク

まず最初に挙げられるのが、ガラス片によるケガの危険性です。
画面が割れたスマホをそのまま使い続けると、細かいガラスの破片が指先に刺さったり、通話中に顔や耳を傷つけてしまうことがあります。

特に次のような場合は注意が必要です。

  • フリック入力を頻繁にする方
  • スマホをお子様が触る家庭
  • 顔に近づけて通話するシーンが多い場合

しかも、ひびが広がるとガラス片がポロポロと落ちることもあります。
そのため、「まだ使えるから」と放置するのは非常に危険です。
安全面を考えるなら、早めの修理を検討しましょう。


📌 危険性②:液晶やタッチパネルの故障につながる

次に問題となるのが、液晶やタッチパネルの故障です。
表面のガラスが割れている状態では、衝撃や圧力が液晶部分に直接伝わりやすくなります。
すると、内部の配線やセンサーにダメージが及び、操作不良が起きやすくなります。

例えば、以下のような症状が出ることがあります。

  • タッチ操作の反応が鈍い
  • 勝手に動く(ゴーストタッチ)
  • 画面に黒いシミや線が出る
  • 突然、画面が映らなくなる

このような状態になってから修理をすると、液晶交換が必要になり費用が高くなることも。
したがって、「動いているうちに修理する」ことが結果的に最も経済的なのです。


📌 危険性③:水分やホコリが侵入して基板が故障する

さらに怖いのが、水分やホコリの侵入です。
ひび割れ部分は、スマホ内部への“入口”になっています。
そのため、少しの湿気や雨、汗などが入り込むだけでも、基板がショートしてしまう可能性があります。

特に次のようなシーンは危険です。

  • 雨の日の外出中に使用する
  • お風呂やキッチンなど湿気が多い場所で使う
  • ポケットやバッグの中で汗や湿気にさらされる

一度でも基板がショートすると、電源が入らなくなったり、大切なデータが消えてしまうこともあります。
もちろん、水没修理は成功率が下がるため、割れた状態での水場利用は絶対に避けましょう。


📌 危険性④:バッテリー膨張と併発するトラブル

また、画面が浮いてきた場合は要注意です。
実はその症状、バッテリー膨張が原因のことも多いのです。

膨張したバッテリーは内部でガスが発生しており、非常に危険な状態。
そのまま放置すると、以下のようなトラブルに発展する恐れがあります。

  • 発火・爆発のリスク
  • 急速な電池の劣化
  • 内部部品の破損

とくに、画面割れとバッテリー膨張が同時に起きているときは、早急に修理または点検を受けることが必要です。
無理に押し込んだりテープで固定すると、逆に圧力がかかって危険ですので絶対にやめましょう。


📌 危険性⑤:買取価格が大幅に下がる

そして最後に見逃せないのが、スマホの再販価値が下がるという点です。
見た目が悪くなるだけでなく、買取査定の際に大幅な減額対象になります。

状態買取価格の傾向
画面割れなし高価買取が期待できる
画面割れあり大幅減額、もしくは買取不可

つまり、「使えるうちはこのままで」と放置してしまうと、結果的に損をすることもあります。
一方で、修理してから売却すると、差額以上に高く売れるケースも珍しくありません。


✅ 放置せず早めに修理をするべき理由

ここまで紹介したように、画面割れを放置することにはさまざまなリスクがあります。
一方で、早めに修理すれば次のようなメリットが得られます。

放置した場合早めに修理した場合
ケガや誤作動が増える安全に使い続けられる
液晶まで壊れて高額修理に費用を抑えられる
データ消失のリスク増加データを守れる
見た目が悪く印象が下がる清潔感が保てる

つまり、「まだ動くから大丈夫」と思っていても、時間が経つほどリスクは増すということです。
結果的に、早期修理がもっともコスパの良い選択肢になります。


🔧 修理の選択肢とそれぞれの特徴

では実際に修理する場合、どのような方法があるのでしょうか。
主な選択肢は以下の3つです。

修理方法メリット注意点
メーカー修理正規パーツで安心データ初期化が必要な場合あり
キャリア保証コストを抑えられることも対応に時間がかかることもある
街の修理店即日対応・データそのままが多い技術力や保証内容に差がある

このように、それぞれに利点と注意点があります。
特に、即日修理を希望する場合は街の修理店が便利です。
ただし、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。


📝 まとめ:小さなヒビも早めの修理が安心!

最後にもう一度まとめましょう。

  • スマホの画面割れはケガ・誤作動・データ損失の原因になる
  • 割れが広がると液晶故障や高額修理に発展
  • 水分やホコリの侵入で基板が壊れるリスク
  • 放置せず、早めの修理が最も安全で経済的

つまり、「まだ使えるから放置」は、後悔のもとです。
ヒビが入った時点で早めに対応することで、安全に・長く・快適にスマホを使い続けることができます